角島は山口県下関市の最北端の島で本州側の下関市豊北町神田附野付の海士ヶ瀬公園(あまがせこうえん)付近から角島大橋を渡って行きます。
角島大橋は平成12年に完成して本州から直接渡れるようになりました。
全長1780mのこの橋は通行料が無料で徒歩や自転車でもかなり疲れそうですが渡れます。
この絶景は企業CMやイメージビデオで度々使われています。
島の名物は角島灯台で1876年にイギリス人技師ブラントンにより設計されたそうです。
地上30mの高さがあり、基礎から24mほどは地元山口県徳山産の花崗岩を切石積みした美しい景観を作り出しています。
灯台のレンズは1874年にイギリス・スティーブンソン社が設計し、フランス・バルビエ社が製造したものが現在も使用されているそうです。
灯台付近を散策後、人気のレストランGran Vistaでちょっと早目の昼食を。
テラス席からはドラマ HERO特別編でキムタクがロケをおこなった石積みの防波堤が見られ、お店の方と楽しい会話を交わしながら美味しいマグロ尽くし丼をいただきました。

元乃隅神社は長門市油谷津黄にあり、日本海に突き出た半島状の岩場に位置しています。
昭和30年に地元の網元さんの枕元に現れた白狐のお告げにより建立された比較的新しい神社で全国的にもめづらしい個人所有の神社です。
赤い鳥居は昭和62年から10年間程の間に奉納されたもののようです。
まるで龍が斜面を畝っているような真っ赤な鳥居で有名ですが実際には123基の鳥居が駐車場のある高台から海岸近くまで蛇行しながら100mほど続いています。
一段高いところにある本殿前の鳥居はちょっと変わっています。
お賽銭箱がなんと6mの高さのある鳥居の5m付近にあり、1投で入れるには大谷選手並みのコントロールが必要かもです。5投目の挑戦でなんとか入れられましたが我こそはと思われる方は是非挑戦してみてください。

今回は旅程の関係で寄れませんでしたが、下関市豊浦町にある福徳稲荷神社にも真っ赤な千本鳥居があり、晴れた日には響灘に沈む夕日が大鳥居に向かって「夕日の道」を作るそうです。
また機会を作り是非行ってみたい絶景ポイントです。

角島

元乃隅神社

福徳稲荷神社