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大阪府立弥生文化博物館の秋季特別展『伝世ー古代国家形成史上最大の難問にいどむー』に行ってきました。
特別展の観覧も目的の一つでしたが、黒川古文か研究所所長の岡村秀典さんの講演「王莽の銭と鏡」の聴講がもう一つの目的です。
弥生時代から古墳時代に至る過程で、中国鏡がどのように当時の列島に持ち込まれたのか極めて重要なメッセージを含む貴重な内容でした。
前漢鏡、王莽鏡、後漢鏡、魏晋三国鏡と五銖銭・貨泉の関係について貴重な知見を得られました。
前漢の五銖銭や王莽期の貨泉の発行枚数がとんでもなく膨大な量で、日本の青銅器文化に与えた影響が極めて大きかったことが指摘され、特に鉛同位体比の分析結果から銅鐸の鋳造に多大な影響があった可能性も指摘されました。素材となる原料は一時期に大量に持ち込まれた可能性も指摘されました。
一説によると現在日本中で発見された銅鐸の総重量は約7tくらいだそうです。
これは塊にすると1㎥のインゴットになるそうです。
銭の形でも小分けしたインゴットの形でも、一人当たり25kgなら280人程で運べる計算になります。
いや〜考古学って面白いですね。
弥生文化博物館
弥生文化博物館