芦屋釜の里

福岡県遠賀郡芦屋町の芦屋釜の里に行ってきました。
密を避けるため博多からレンタカーを借りておよそ1時間30分ほどで目的地芦屋釜の里に着きました。
芦屋釜の歴史は南北朝時代まで遡り、江戸時代の初め頃一旦途絶えた伝統工芸、茶の湯文化の基礎である茶の湯釜を復興する目的で平成7年に開設されました。
玄界灘に近い魚見山のふもと魚見公園北端の一角に位置し、約3000坪の日本庭園の美しい風情を備えた施設です。
施設内には芦屋釜資料館や茶室、芦屋釜の復興工房などがあり、とても落ち着いた雰囲気の施設で、四季折々の風景も素晴らしい様です。
新型コロナウィルスの影響で様々なイベントが中止となり施設を訪れる人も僅かで、静かな雰囲気の中で懐かしい和の風情を楽しむことができました。
芦屋釜の里学芸員の新郷英弘さんに施設内をご案内いただき、工房では鋳物職人の樋口陽介さんからも技術的なお話を伺うことができ、途中立礼席で美味しい抹茶を頂き大満足の一日でした。

福岡県遠賀郡芦屋町大字山鹿1558-3